2014年7月27日日曜日

作品紹介♪

今日は!
ここ数日はクレイジーな暑さですが皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回はギャラリー雅堂の鉄板シリーズ、ハガキ判をご紹介します♪


額付2,300円(税別)、たまに在庫切れアリ

ギャラリー入口入ってすぐの壁に、ずらっと並ぶ作品たち。

京都の名所を中心に、ハガキサイズの画面が展開されています。

少ない色数でパンっと情景を表現できるのは、制約ゆえの特徴、まさに木版ならでは。


作品のみで800円(税別)と、大変リーズナブルなのも、気軽にお土産として購入される方は数知れず。
四季に合わせて購入される方もたくさんおられます。




こちらの作品はパンフレットなどであまり表にでることがないんですが、ギャラリーでは常に飾ってある超定番作品なんです。

古くからご存じの方には見飽きた?作品かもしれませんが(笑)、初めて作品を買ってみたい、お部屋に小さな作品を飾ってみたい、なんて方がおられましたらぜひご参考までに!

哲学の道

大原

金閣寺


お客様へご用意する度、京風景ってやっぱりモダンやな~と、毎度毎度関心しております。


2014年7月21日月曜日

散華♪

今日は!
7月も後半、あっという間です。
京都の鴨川では鴨や水鳥が気持ちよさそうに水と戯れていて…、鴨川の橋を渡るのがちょっとした癒しになっております。

さて、今日は散華をご紹介します♪



平泉と清水寺の2種類
ギャラリー雅堂では引き続き被災地への募金も行っております。
 井堂雅夫がこの散華に取り組んだ経緯はいわずもがな、ですが、私はこのプロジェクトをきっかけに散華の存在を知るようになりました。

散華の事細かな解説は割愛させていただきますが…、

いわゆる美術散華では、日本画壇から気鋭の作家、漫画家まで、実に多くの作家が手掛けていたりします。

もともと散華は大量に撒くものですので、枚数が必要。

そこで印刷です。

今は印刷技術も発達しオフセット印刷などで制作されていますが、昔の印刷技術といえば木版画

実は木版画ととても縁の深い領域だったんですね。

とはいえ、ギャラリー雅堂で常設販売している散華、「平泉」と「清水寺」もオフセット印刷で制作しておりますので木版画ではありません。

もちろん木版画の散華もございますよ!

プロジェクトのスタートは東日本大震災復興という所からですので、より多くの人に、美術に触れることでそれが被災地復興へのポジティブなパワーへ昇華されることが何よりも大事です。

と、やや湿っぽくなりましたが、個人的に散華ってもっと色々展開されても面白いなぁ~って思います。

描かれるモチーフなんかもそうですが、
額装の仕方だとか、タトウ紙(散華を保管するファイル的なもの)のデザインだとか。

雅堂では500円と低価格でもありますので、気軽に一つの美術領域として楽しんでもらえたらなと思います!


2014年7月5日土曜日

作品紹介♪

今日は!
ついに7月です。じめっと暑い日が増えてきましたがいかがお過ごしでしょうか?

今回は井堂雅夫の代表作、京都百景をご紹介します。


木版画といえば浮世絵。井堂雅夫が京都の名所を100か所描き、木版画で展開したシリーズです。

東山、嵯峨野、洛北、洛中、洛南、洛東、洛西、北山、京都府、御所の10エリアでまとめ、それぞれ10か所描かれています。

普段は面で構成されている作品が多いのですが、この京都百景は線描を取り入れています。
江戸時代の木版画には実に繊細な線が展開されていて、すごいなあ、とついつい見入ってしまいます。
そんな古典的な表現方法を用い、平成版浮世絵として2007年に完成、ギャラリー雅堂では常設展示、販売しております。

展示替えごとに場所が転々としがちですが…、エリアは確保してあります!


完成した当時、ギャラリーニュースはもちろん、新聞など多数メディアにも取り上げていただき、多くの方がギャラリーに足を運んで下さったのはよく覚えております。

画業40周年記念展のさいは百景全作品を展示、それはそれは圧巻でした!

古くから庶民に親しまれてた木版画浮世絵は大衆芸術という理のもと、限定がございません。
ですのでこの京都百景シリーズにも限定がなく、多くの方に見て楽しんでいただけるよう制作されております。


さらに京都百景シリーズには画集もございます。



ギャラリー雅堂では全作品はもちろん、作品集も購入できます。

そして京都は祇園祭が始まりました!京都にお越しのさいはぜひギャラリー雅堂にも遊びにいらしてくださいね♪